津村 健二
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①活動をはじめたきっかけ
登別市教育委員会在職中に不登校の問題に関わる。退職後、民間の立場から子どもたちを支えようと思い、自身の窯元『健千窯』の工房で2012年に活動を開始した。
②活動内容
市内小・中学校の不登校の子どもたちに年中無休で工房を開放し、毎水曜日の午前10時から12時は陶芸体験を実施。関係機関との協議により、工房で陶芸などに取り組んだ児童生徒は出席扱いとみなされる。窯を巣立った子どもたちは80人を超えており、成人式に参加した、就職が決まったと報告に来てくれると嬉しい。学校になじめない子どもを受け入れ、集団生活復帰を後押ししている。