板木 陽子
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①活動をはじめたきっかけ
人と接することが苦手な自分にできる人助けは子どもの頃に興味を持った点訳ではないかと思い、1987年に日本赤十字社の通信教育で点字文法を習得した。
②活動内容
ニュースやコラム、小説などを点訳製本し、滝川身体障害者福祉協会に寄贈する他、『協会だより』の点訳も担っている。36年間に点訳した小説は8冊、点字本にして75巻となった。健常者にも点字に触れ親しんでもらいたいと願い、2006年に「滝川点訳友の会」を設立。その他、行政主催の点訳体験講座の講師を務めるなど、国語教育の一環としての点字技法指導にも貢献している。