根本(ねもと) 一徹(いってつ) (50)

①活動をはじめたきっかけ
学生時代の友人や伯父といった身近な人の自殺を機に生きる意味を考えるようになり、僧侶になることを決意。自殺願望のある人を救いたい、人と話すことが救うことにつながると信じ、相談窓口を2004年に開設した。
②活動内容
若者を中心に自殺防止相談活動や自死遺族支援を開始。月100件以上の対面や電話、メールを通して、相談者と共に生と死の意味を探求する。命をつなぐため、共に身心を磨く活動として「一徹庵」を主宰する他、全国で模擬葬儀ワークショップ、アウトドア座禅会などを開催。孤独になりがちな現代人に心のよりどころを提供している。