山梨県立笛吹(ふえふき)高等学校 植物研究部

①活動をはじめたきっかけ
2010年、山梨園芸高等学校より、「南アルプスの絶滅危惧植物の保全・増殖技術の開発」の研究を引き継いだ。
②活動内容
芦川スズランは山梨県自然環境保全条例で自然記念物に指定されており、芦川流域には約2.6ヘクタールの群生地が広がっている。その群生地に衰退がみられるようになり、2019年春に笛吹市から、衰退の原因を究明して保全策を提案してほしいとの依頼を受け、調査を開始した。生育環境や分布状況を観察するためドローンを飛ばすなど、2年間で休日含め16回、植生現地調査を実施。原因を究明して、保全のための提言を市に報告した。