土橋(つちはし)みらいの会

①活動をはじめたきっかけ
新見市の土橋地区が絶滅危惧種のウスイロヒョウモンモドキの生息地であることを知り、2003年保護活動を開始した。
②活動内容
ウスイロヒョウモンモドキの幼虫の餌となるカノコソウの栽培と確保、生息地のかや刈りの他、繁殖期の6月には専門家を招いて保護活動の重要性と取り組み方を学び、実際に羽ばたくチョウの観察会を実施するなど、地域住民への啓発活動を行っている。2011年から生息地に繁殖用ケージと飼育ネットを設置するなど、地道な保護活動の継続により人工繁殖に成功した。かや刈りには危険を伴うが、成虫の生育状況が徐々に回復していることに喜びを感じている。