特定非営利活動法人 子ども・教育と貧困問題を考える会

①活動をはじめたきっかけ
リーマンショック後、子どもの貧困問題が浮上。困窮家庭の子どもが進学目標を実現するには基礎学力向上が必要と考え2010年、無料学習支援(通称:タダゼミ)を開始した。
②活動内容
山梨県内5か所の教室で、週末に3時間の基礎学習の支援を実施する。ボランティア講師約20名が小学生と中学生の指導にあたる。タダゼミに参加した子どもたちのほとんどが高校に進学、さらに大学に進学した子もいる。季節ごとに宿泊学習会やクリスマス会、卒業を祝う会を企画して互いに交流を深める。地域の保護者たちに少しずつ認知されるようになり、子どもに関しての相談も多くなった。