特定非営利活動法人 NEKKO 貧しい母子の診療所
①活動をはじめたきっかけ
NEKKOの前身の緑化団体IKGS調整員としてフィリピンの少数民族や貧困層の人々と暮らし、出産に関わった冨田江里子さんは人為的なミスによる死産が多いと気づく。適切なケア提供のため、現地保健所の許可を受け2000年に「貧しい母子の診療所」を開設し、所長に就任した。
②活動内容
妊婦検診、栄養指導、産後訪問など包括的な出産支援を行なう診療所には、病院に行けないあらゆる疾患、年齢層の患者も集まる。危険な妊婦は病院へ転送するが、5450人以上の赤ちゃんが誕生した。診療所では貧困層の子どもの手術費支援、栄養失調児へのミルク支援も行っている。