①活動をはじめたきっかけ
寺に訪ねてきた見ず知らずの人から食べ物を恵んで欲しいと頼まれた住職の妻が、貧困や食品ロスの問題に取り組もうと、２０１６年にフードバンク活動を開始した。
②活動内容
同年８月から子ども食堂を開催。活動は徐々に浸透し地域住民から食品の寄贈を受けている。５年間で延べ２３６回の支援を実施する中で、支援を必要としている世代はさまざまで、抱えている背景も異なることを知った。食料支援のみで困窮から脱却させることは難しいが、高校入学時の制服無償提供などの社会的サポートの提案や、孤立しがちな人たちの話し相手になることにやりがいを感じている。