特定非営利活動法人 要約筆記しものせき
①活動をはじめたきっかけ
聴覚障害者から、聞こえないので講演会などの行事に参加したくてもできないとの思いを聞かされていた。要約筆記というものがあると知った1992年、サークルを立ち上げ活動を開始。2008年にNPO法人となった。
②活動内容
聴覚障害者に対して、人が話す内容を要約して文字で伝えている。病院での診察や役所の窓口、PTAの会合、講演会などさまざまな場面で要望がある。中途失聴者は手話の習得が難しいため要約筆記のニーズは高い。要約筆記者となるには一年間の講習や試験に合格するなど苦労はあるが、利用者からの感謝の言葉が励みとなっている。