音訳せせらぎの会
①活動をはじめたきっかけ
視覚障害者から身近な本や雑誌を読んでほしいとの要望があったことから、1983年に立ち上げた。
②活動内容
『広報いわくに』や市議会だより、選挙公報、生活雑誌、健康雑誌などを市内の図書館や自宅で音訳。テープやCDに録音し、視覚障害者へ届けている。聞き手の想像力を妨げないよう感情を込めないなど細かな配慮が必要になる。何度も録音し直したり講習会やテキストで練習したり、音訳の質を保つために根気がいる。中途失明者は増えており、音訳の必要性を痛感。年間延べ約800人が利用しており、テープやCDが届くのを楽しみにしている。