野村(のむら) 路子(みちこ) (82)

①活動をはじめたきっかけ
チェコを旅行中、ユダヤ人強制収容所の一つであるテレジン収容所に収容された子どもたちが描いた絵に出会う。いじめや中高生の自殺が問題となっていた日本で1991年から「テレジン収容所の幼い画家たち展」を企画。
②活動内容
チェコの文化省や国立ユダヤ博物館から子どもたちが描いた絵の複製150点の永久使用権を与えられ、全国各地で展覧会を開催する他、複製パネルを無償で貸し出している。生きたくても生きられなかった子どもたちがいた事実を語り、子どもの笑顔を守るのは大人の義務であると伝えるため、講演活動を続けている。