和歌山県立和歌山工業高等学校 産業デザイン科
①活動をはじめたきっかけ
和歌山県立博物館からの依頼を受け、2010年に文化財のレプリカ制作を開始した。
②活動内容
視覚障害者が触覚によって多くの情報が得られるよう、3Dプリンターを使って博物館に展示する文化財レプリカを制作、贈呈している。博物館には30点のレプリカが展示され、ユニバーサルデザインの推進に一役買っている。また、和歌山県内にある仏像を盗難や津波などの災害から守るためレプリカを制作。これまでに12カ所の寺院で25体を「お身代わり仏像」として奉納。貴重な仏像の保管に不安のあった寺院から感謝されている。