角田(かくた) 俊一(しゅんいち) (72)

①活動をはじめたきっかけ
学生時代に岩手県の無医村で診療の手伝いをした際、指導を受けた日野原重明先生の生き方に感銘を受ける。1982年に疫学研究のために訪れたミクロネシア連邦・ポンペイ島で歯科診療ボランティアを始めた。
②活動内容
毎年夏と冬に2週間ずつ訪問して治療を行う。検診の結果、ポンペイ島の人たちは歯並びも良く、硬い食物も噛み砕く強い歯の遺伝子を持っていることが判明。これまで行われていた痛む歯は抜くという方法ではなく、できるだけ抜歯せずに治療する。35年を超える活動は大変喜ばれており、今後も続けていきたいと考えている。