青木 和子(88)
①活動をはじめたきっかけ
1977年、レイテ島で戦死した兄の遺骨を持ち帰りたいと思い慰霊団に参加。現地の子どもの生活を目の当たりにしたことで、1982年に生活物資の支援を始める。
②活動内容
個人で年に2~3回訪問して遺骨収集や弔いをすると同時に、衣料品などの生活用品や文房具、サッカーボールなどを届ける。現地では、編み物や洋裁の技術指導も行う。1987年には遺骨収集の拠点や慰霊に訪れた遺族の宿泊施設として活用される建物を建設。これまでに80回以上現地を訪れており、2014年に出版した自叙伝の売り上げも義援金に充てている。