木村(きむら) 尚子(ひさこ)(51)

①活動をはじめたきっかけ
軽い知的障害と発達障害のある息子が、学校を卒業してから生活スキルや職業スキルを学ぶ場を作りたいと思い、2010年に「暮らしの学校農楽」を設立した。
②活動内容
両親亡き後どのように食べていけばよいかの解決策として、「食べ物」を作れる農業を活動の中心に据える。利用者の大半は発達障害などのある引きこもりの若者。コミュニティの一員として幸せに生きてゆく力を身に付けて欲しいとの思いで作業や機会を提供し、社会参加を後押し。今の社会に共通の課題に取り組む場として、最近では福祉関係の他、経営者も視察に訪れている。