上田 正一(66)
①活動をはじめたきっかけ
所有していた約1000冊の絵本や児童書を有効活用したいとの思いから、1984年に自宅を建築した時に、以前から夫妻の夢であった家庭文庫を開設した。
②活動内容
開設から30年を経た現在の蔵書は2万冊を超える。毎週土曜日の10~17時まで文庫を開放し、絵本や紙芝居の読み聞かせと貸し出しを行う。1993年には苫小牧読み聞かせ・文庫活動連絡会を設立させ、市内ほぼ全ての小学校での読み聞かせ実施に貢献した。かつて文庫を利用した子どもが自身の子どもと訪れることもあり、世代を超えて読書の楽しさを伝え続けている。