具志堅 隆松(60)
①活動をはじめたきっかけ
1982年、ボーイスカウトのリーダーとして戦没者の遺骨収集団の活動に参加協力。遺骨は遺族の元へ帰してあげたいとの思いから、遺骨収集ボランティア団体「ガマフヤー」を立ち上げた。
②活動内容
戦跡地の調査と遺骨の収集を行っている。沖縄県内では毎年100体以上の遺骨が掘り出されるが、遺族の元に戻る遺骨は1%もない。DNA鑑定実施の条件は厳しいが、鑑定を実施すれば遺族の元に帰れることを証明するため、遺骨と遺族のDNA鑑定を国に要求。これまでに4体の身元が特定され遺族の元に帰った。