村上 久美子(66)
①活動をはじめたきっかけ
本が好きだったこと、町内の広報を録音していた経験から福岡県の朗読奉仕員養成講座を受講。1985年から福岡点字図書館の音訳図書作りを開始した。
②活動内容
1冊の音訳図書を仕上げるには、下読みや漢字の読み、同音異義語に気をつけながら3~4カ月かける。ジャンルは娯楽小説や鍼灸医学書、取扱説明書、県の広報、選挙公報のほか、個人から依頼された図書など多岐にわたる。家庭で録音しているために電話やインターホン、車の騒音などに注意を払いながらの作業となるが、聴者の喜びの声にやりがいを感じている。