①活動をはじめたきっかけ
熊本県菊陽町の「鉄砲小路」は江戸時代から続く生垣で有名である。この景観を守ろうと1982年、東海大学農学部の教授が「緑の垣根運動」を呼び掛けた。
②活動内容
生垣は目隠しなどの実用性や審美的効果はもとより、大気浄化、防災など多くの効果が見込まれているが、管理の手間や費用の問題で姿を消しつつあった。そこで学生が力となり、枝切りの奉仕活動を行うと共に、生垣の機能や文化的価値について説明し、住民の再認識につなげている。1kmにまで減った生垣も今では総延長4kmに達し、町の重要な観光拠点となっている。