栃木県立栃木農業高等学校(とちぎけんりつとちぎのうぎょうこうとうがっこう) 里山活性(さとやまかっせい)ボランティア(はん)

①活動をはじめたきっかけ
学校周辺の足尾山麓には麻畑が広がる集落が残されているが、農家の後継者不足により耕作放棄地が増えている。日本の原風景である里山や麻文化の伝統を次世代に継承するため、2004年から活動を始めた。
②活動内容
荒れ果てた河川に自生する雑草を刈り取って堆肥にして利用することや、イノシシなどの野生動物から農作物を守るために麻縄にトウガラシやハーブの抽出液を含ませることなどを提案し、実際に効果を挙げている。農業高校生ならではのアイデアと研究心で、限界集落の里山活性化の一翼を担っている。