杉嶋 壽子
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①活動をはじめたきっかけ
児童図書館がなかったため、下校中の子どもたちが学校に近い杉嶋さん宅へ絵本や童話を借りに来ていた。子どもたちが読書を楽しめるようにとの思いで1970年、広島県大竹市の自宅に「杉の子文庫」を開設した。
②活動内容
「杉の子文庫」に集う子どものために保護者や地域の人々も本の貸し出しや読書会などを手伝うようになった。1989年に転居したがその地でも、家庭文庫活動を続ける。2006年に大竹市に戻り、かつての仲間と「親と子の本の広場 あいいく館」を設立。絵本と遊具を備えた憩いの場を提供し、子育て支援などを行っている。