桑内 瑠美子
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①活動をはじめたきっかけ
宝塚歌劇団を退団後、社会に恩返しをしたいと考えていた桑内さんは、篤志面接委員の要請を受けたことで1988年から刑務所でのボランティア活動を始めた。
②活動内容
徳島刑務所の篤志面接委員として月2回刑務所を訪問、所内放送のパーソナリティーも務めている。受刑者の心が潤い、更生のための希望が持てるような放送を心掛けている。さらに自身が経営するダンススタジオの生徒と共に慰問に訪れる。厳しい現実と向きあう場所での活動には困難が伴うこともあるが、これまでの経験が生かされていると感じながら活動を続けている。