澤田 正一(50)
①活動をはじめたきっかけ
児童養護施設に勤務していた時、施設を去る子どもたちに職員として手を差し伸べられない歯がゆさを感じ、2004年に小規模の自立援助ホームを開設した。
②活動内容
通信制大学で保育士と社会福祉士の資格を取得し、「自立援助ホーム ふきのとう」を運営している。児童養護施設で暮らした経験を生かしながら、一緒に食事をし、遊び、悩みを聞き、叱り、就職の手助けをすることで、居場所のない青少年の自立を支えている。巣立った子どもたちがくじけそうになった時、「ふきのとう」へ翼を休めに来てほしい、そんな存在でありたいと願っている。