髙石 伸人(63)
①活動をはじめたきっかけ
直方市社会福祉協議会にソーシャルワーカーとして勤務していたが、勤務時間だけでは障害者の抱える問題は解決しないとの思いから、1986年、自宅の敷地に「障害者地域活動支援センター」を開設した。
②活動内容
センターでは企画と運営を担い、利用者の介護にも係わっている。十数年前から水俣病やハンセン病問題にも関心を持ち、2008年にセンターの一角に「杉野ハンセン病資料室」を開設。全国の国立ハンセン病療養所を訪れ撮影した写真や入所者から提供された生活用品などを展示し、地域での理解を広げている。