宇治(うじ) 松枝(まつえ)(61)

①活動をはじめたきっかけ
1994年から「バングラデシュと手をつなぐ会」の活動に参加。現地を訪れた時に教科書を読めない子どもが数多くいることを知り、2001年から奨学資金として乳牛の仔牛を貸し出すプロジェクトを開始した。
②活動内容
貸し出された牛の糞を燃料とし、ミルクから栄養を得る。仔牛が生まれれば最初に生まれた仔牛は返却し、次に生まれた仔牛から収入を得るようにする。このようなシステムでバングラデシュの教育支援に貢献している。奨学生は180人に達し、女生徒の中にも高校進学者が出ており、後に続く生徒に希望を与えている。