土田(つちだ) 幸子(さちこ)(48)

①活動をはじめたきっかけ
三重大学医学部で助教として学生と関わるうち、精神障害のある親と暮らす学生が生きづらさを感じていると聞き、支援が必要と感じる。2003年、看護師や精神科医師などに働きかけ、支援活動を始めた。
②活動内容
精神障害者の家族会は、ほとんどが患者の親の立場のものであった。子どもの立場で不安や知識を共有できる場がなかったため、精神障害のある親と暮らす子どもが集い、悩みを話し合える場を提供。また、学齢期の子どもに対しては、SOSを発しやすい環境を作ることが大切であると考え、教育現場とも連携している。