吉島(よしじま) 美樹子(みきこ)(51)

①活動をはじめたきっかけ
30歳の時に悪性リンパ腫を患ったことが契機となり、2000年に「岩手ホスピスの会」を設立。
②活動内容
抗がん剤の副作用による脱毛の経験がある吉島さんは、がん相談で受けた脱毛の悩みに応えるため、帽子を考案した。タオル一枚で手軽に作れる帽子の評判は患者やその家族によって広まり、海外からの問い合わせも増えてきている。現在、全国450ヶ所の病院に年2回配布し、タオル帽子を作りたいと希望する人には型紙を提供している。がん患者やその家族が病に立ち向かう心の支えになりたいと願い、活動を続けている。