ミャンマー八角平和計画と難病患児への支援

(はやし) 健太郎(けんたろう)

 2013年より開始したミャンマーでの八角栽培は幾つかの少数民族地域で順調に進められ、各地で結実が確認されている。インフルエンザ治療薬タミフルの原料抽出実験工場の建設計画や、副産物の八角オイル利用の取り組みも始まった。一方、先天的心臓病や筋ジストロフィーの患児に対し、受診や治療、車椅子の提供など生活環境改善のための支援を行っている。また遺伝病のミャンマーとタイの大学提携による研究も始める予定である。