これからも変わらず少年達と向き合って

小栗(おぐり) 睦津世(むつよ)

 特殊な環境の中で更生に取り組む少年に点字を教え、絵本や小説を点字本にし、図書館に寄贈しています。私の役目は、点字を教える事ですが、それにとらわれず、ゆっくりと会話を楽しみ、絵本や小説を紹介してゆく中で本に親しみ、少しずつ変わってゆく姿を見られることに感謝しています。これからも私に出来ることを気負うことなく、ゆっくりと続けていきたいと思っています。