静岡市を貫流する巴川の水質調査を継続した結果、10年前と比較して、硫酸イオン濃度の上昇が確認できました。そのため、これまでの研究成果をもとに、海水からマグネシウム、廃陶器からアルミニウムを抽出して吸着剤を合成し、太陽光で硫酸イオンを窒素ガスに変換して除去する機能を持たせるために窒化炭素を光触媒として組み込み、廃ペットボトルから製造した樹脂で固定した安価で安全な硫酸イオン除去剤を開発しました。