市「適応指導教室」から「居場所」私塾での絆作りへ

吉留(よしどめ) 真理子(まりこ)

 6年半の間、市教委「適応指導教室」で不登校に苦しむ子らとすごしましたが、この年度末には5名全員が高校へ進学し、2名が学校復帰を果たしました。同時に私は退職し大学等で学び直した後、現在はどこにも行けないでいる子らの「居場所」として小さな私塾を開いています。親も子も楽しく安心して学びや活動をする中で、自分の良さや自信を取り戻し希望をもって歩んで欲しいと願い、寄り添って生きたい今です。多くの方々と教え子達に支えられ学んでいる私です。