昨今、認知症への理解が深まってきたとはいえ、介護者の苦労や家庭の状況は計り知れないものがある。介護を体験してきた会員が家族に寄り添い、苦しい気持ちを受け止め、分かち合うため、サポート会、電話相談、会報発行を毎月行っているほか、会員交流のためのバス旅行も実施した。また、この会の存在を周知するためのビデオや、介護体験を基にまとめた冊子「介護の知恵袋」の作成を進めており、年度内発行を目標に活動している。