細くても長く続けて行きたい。

宇都(うつ) 純子(じゅんこ)

 「ヒロシマを語る会」は18年目を迎えた。今年は新聞やタウン誌に取り上げられ、多くの人が関心を寄せてくれた。被爆者の高齢化が進んでいく中、核兵器の被害を歴史に封じ込めないよう今後も活動してゆく。「みんなで食べよう会」は、農家提供の野菜を子ども達と調理して食べる。孤食や食抜きの子どもはできたての食事に歓声を上げる。地域の協力も得ている。「ミュージックサロン」は3月に音楽と被災地の写真展を同時開催した。