佐原(さはら) 良子(よしこ) (73)

①活動をはじめたきっかけ
次男を心臓病で亡くしたことを機に、1978年から心臓病の子どものための自主保育園で病児保育に関わる。
②活動内容
週1回の午後のみだった保育を、午前中から週2回通えるよう尽力し、ボランティアによる給食体制も整えた。また1983年から21年間民生児童委員を務める他、病児向け絵本を制作して全国の小児病棟へも寄贈する。2012年からは京都市より障害児・障害者の相談員を受託。自宅で「おしゃべり部屋」を開設し、母親たちが食事をしながら語り合う場としている。父親も語り合う場を望んでいることが分かったため、開設の準備を進めている。