村上(むらかみ) 規代(きよ)(74)

①活動をはじめたきっかけ
高校の理科実習教師であった村上さんは、子どもの理科離れに危機感を持っていた。退職後の2001年、理科好きの子どもを増やすため、実験教室を始めた。
②活動内容
全国各地で「わくわくサイエンスもの作り講座」を開催。葉脈ほおずき作りやみつろうキャンドル作り、万華鏡作りなど、参加者が楽しいと実感できる内容になるよう、さまざまな実験教材を考案した。実験そのものの面白さや役立つ知識、村上さんの明るい人柄が好評を博している。子どもたちの理数離れにストップをかけ、日本の将来を担う人材を育成することに貢献している。