麻の郷とちぎの里山授農ボランティア活動

栃木県立栃木農業高等学校(とちぎけんりつとちぎのうぎょうこうとうがっこう) 里山活性(さとやまかっせい)ボランティア(はん)

 全国で唯一残されている麻の集落は、山間地農業の低迷と共に過疎化が進み、限界集落となってきた。そこで、里山活性化に向け、そば・ヒガン花を景観作物とする授農活動に取り組んでいる。更にイノシシ・シカ等の野生動物対策として、麻縄にトウガラシ・ハーブをしみ込ませたロープを考案し実用化させた。農高生の視点から、地場産業を守り、人自然・動植物が共存できる里山を次世代に受け継ぐ担い手の育成を目指している。